ストーカーくんのこと2

やはりどうしても気になって日記を見てしまった。彼はまだ「私を救う」という幻想にとりつかれているらしい。巣食うでもいいかもしれないけど。とにかく彼はそう思っている。そして誰かを経由してメッセージを送っているみたいだ。それらしきものはきたけれど。(そして無視している)彼は幻想の帝国に居住してないと生きてはいけないのかもしれないが、それは私じゃなくてもいいのだろう。クルッテしまって、いる。
私にできるのは、もうこれ以上関わらないことだ。彼の日記も読まず、生きようが死のうが、全く無視して私自身を生きることしかない。

それにしても…疲れた。ダークサイドに陥った人間は、どうしてこうも他者のエネルギーを吸い取っていくのだろうか。そこに非常な憐れみを覚えてしまう。私は偽善者だ。