ストーカーくんのこと5

私が彼の話を共通のマイミクさんやある程度公な場でしたことで、どうも「自分をネタにしてあざ笑っている」と信じ込んでしまっているようだ。自分のしてることを考えろよといいたくはなるけれども、なんでもいい。とりあえず嫌いになってくれさえすればそれでケッコウなのだけど、ところが彼の思考回路は「そういう彼女に手を差し伸べる俺(=無償の愛、善人の証明)」であるらしい。被害者意識丸出しにしながら、それを反転させてさらなる優位に立とうとする、その根性がたまらなく不気味で、心底うんざりさせられる。こんな風に過度に熱心なのは、自らから逃避したいからなのだろう。こうしてストーカーくんのことをアレコレ書いていると、だんだんと鈴木いづみ阿部薫について語った文章に似てきているような気がしてきた。いづみのように愛があればまだマシかもしれないが。私はひたすら疲れてしまっている。