ストーカーくんのこと6

ひさしぶりにとんでもなく怖いと思った。

人が恐怖を感じるのは同じものを見聞きし体験を共有したにもかかわらず、その体験を「そんなことしてないよ」と否定されたり全然違うことを言われたりした時だと思うけれども、今回がまさにそんなとき。というわけで、結論から言えば、彼から逃げ切れてませんでした。まったくもって。

しかしびっくりしたのは一日や二日の記憶の錯誤は当然のことながら人間誰しもあるけれども、一週間単位で、しかも本人が心からそう思い込んでいるらしい様子が伺えることである。自己正当化のためだけにやっているというか…。嘘ついているのならばまだマシ。でも本気で信じ込んでいそうだから…ひたすら怖い。